やはり小天体衝突が原因=白亜紀末の恐竜など大絶滅−日本など国際チームが再検討(時事通信)
約6550万年前の白亜紀末に、恐竜など地球上の生物が大量に絶滅したのは、やはりメキシコ・ユカタン半島への小天体衝突が原因だったと、松井孝典千葉工業大惑星探査研究センター所長や後藤和久東北大助教らの国際研究チームが5日付の米科学誌サイエンスに発表した。
近年、インドのデカン高原の形成につながった火山噴火や複数の小天体衝突が原因との説も発表されていたが、世界の地質データや地球環境の数値モデルを総合的に再検討し、結論付けた。 白亜紀末の大量絶滅は、恐竜の時代から哺乳(ほにゅう)類の時代への転換点となった。1980年に小天体衝突説が提唱された後、91年にユカタン半島で直径180〜200キロの「チチュルブ・クレーター」が発見され、有力な説となった。 これまでの研究では、小天体の直径は約10キロで、衝突によりマグニチュード11以上の巨大地震と津波、火災、地滑りが発生。すすや硫黄を含む粒子が地球上空を覆い、太陽光が遮られて寒冷化し、酸性雨も降った。植物が枯れ、動物も餌がなくなり、多くの種が絶滅した。 【関連ニュース】 ・ 【動画】恐竜2009〜砂漠の奇跡〜 ・ 【特集】2010年チリ大地震〜M8.8の巨大地震〜 ・ 特集・恐竜図鑑〜恐竜の起源、もっと古い?2億4千万年前の近縁新種化石発見〜 ・ 〔特集〕日本人宇宙飛行士の軌跡 ・ 【特集】ハイチ大地震取材体験記〜被災地の1週間〜 ・ <インフルエンザ>受診者が5週連続で減少 定点医療機関(毎日新聞) ・ 橋下知事 「大阪市以外は皮」 府をまんじゅうに例え…(産経新聞) ・ 因縁の「菅・林」対決 菅氏、経済教科書「10ページだけ読んだ」(産経新聞) ・ <将棋>三浦、初の挑戦者に 名人戦A級順位戦(毎日新聞) ・ 東京・江戸川の児童虐待「適切に対処できず」 区が事件報告書(産経新聞)
by jgsjmspblw
| 2010-03-10 07:16
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